参道
安養寺の落ち着いた静謐な世界は、もみじに包まれた参道から始まります。
夏は青もみじ、秋には紅葉と季節ともにその景観を変えてゆきます。参道や石段の先の広場には、参拝者が奉納された祈願幟がはためきます。
安養寺の落ち着いた静謐な世界は、もみじに包まれた参道から始まります。
夏は青もみじ、秋には紅葉と季節ともにその景観を変えてゆきます。参道や石段の先の広場には、参拝者が奉納された祈願幟がはためきます。
表山門をくぐると、石畳がまっすぐ続きます。本尊の薬師如来を祀る薬師堂へと誘います。
薬師堂へと続く石畳の途中に高野槇の高木があります。高野槇は、秋篠宮さまご夫妻のご長男、悠仁さまのお印(日本の皇族が身の回りの品などに用いる徽章)です。「大きく、まっすぐ育ってほしい」との気持ちが込められているそうです。
境内中央に護摩壇がございます。秋の大祭では、柴燈護摩供(さいとうごまく)という護摩木を焚いての加持祈祷が行われます。
薬師堂の左手にある不動明王の石像です。
国の重要文化財に指定されている、十三重の寶塔です。石造りで十三重構造の層塔で、鎌倉時代後期に造立されたと言われています。
安養寺の鐘楼堂は、湖国八十八ヵ所巡拝、一番札所の先にあります。
例年、大晦日に除夜の鐘を撞こうと大勢の参詣者で行列ができます。また、境内では、焼き芋や甘酒も振る舞われます。
薬師堂の右手に八十八ヶ所巡りへの入口があります。入口そばの第一札所をお詣りいただき、静寂な木立のなか、蒼蒼とした苔の広がる参詣道を巡りください。
薬師堂には、本尊である薬師如来像ともに日光菩薩・月光菩薩、十二神将と阿弥陀如来が祀られています。
本尊の薬師如来は、薬壺(やっこ)を持ち病気を治す仏様です。尊顔が護摩焚きにより煤で黒ずんでいますが、あたかも幾たび兵火をくぐり抜けてきた歴史を表しているかのようでもあります。
本尊薬師如来の脇侍として日光菩薩・月光菩薩が祀られています。
十二神将は薬師如来の眷属で、薬師如来の左右六体、十二の方角を護っております。
一説には、薬師如来の12の大願に応じて現れる薬師如来の分身とも言われております。
安養寺の十二神将は、戒山慧堅によって江戸時代に造立されたものです。
阿弥陀如来立像は、両手の第一指と第二指を捻じて立つ来迎形式(らいごうけいしき)の阿弥陀如来像です。
本堂である薬師堂の左手にある参詣道の先にございます。途中右手には池泉庭園がございます。観世音菩薩を祀っており、こちらでご祈祷をおこなっております。
観世音菩薩を祀るお堂です。様々なご祈祷、供養をさせていただいております。
人々の苦しみの声を聞き、その人に合った救いの手を差し伸べてくれる仏様です。
観音堂には、数体の仏像が鎮座しております。
薬師堂と観音堂の間にある小さな池泉庭園ですが、夏には睡蓮の花で彩られ、松の木などの緑とのコントラストが楽しめます。渡り廊下から俯瞰に眺めて頂く事もできますし、客殿や観音堂へ赴く途中でもご覧頂けます。
客殿は、大切なお客様をお迎えするために設けられました。客殿から安養寺の庭園をご覧頂けます。また、渡り廊下から観音堂へと参拝することも出来ます。
安養寺の庭園は、客殿から眺める目的でつくられた池泉観賞式の庭園で、県の名勝に指定されています。琵琶湖を象った中央の池の周囲に近江八景を配しております。
周囲に植えられたマツやサツキなどの草木が、四季ごとにその表情を変え、折々の景色を感じ取れます。
また、雪化粧をまとった庭園は「泉面の雪花」と呼ばれ、栗東八景に数えられております。
現在境内施設情報はございません
十三仏とは、三十三回忌までご先祖様をお守りする13人の仏さまのことです。
安養寺では十三仏のうち八体が祀られております。
現在、施主様を募集しております。
詳細はお寺ににお問い合わせいただき
ますよう、お願い申し上げます。