境内ご案内

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境内ご案内図

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安養寺境内図

参道から山門へ

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参道

安養寺の落ち着いた静謐な世界は、もみじに包まれた参道から始まります。
夏は青もみじ、秋には紅葉と季節ともにその景観を変えてゆきます。参道や石段の先の広場には、参拝者が奉納された祈願幟がはためきます。

参道イメージ
東方山安養寺の表参道入口です。
参道イメージ
参道イメージ
静寂な雰囲気の中、もみじと祈願幟の中を進んでゆきます。
参道イメージ
参道イメージ
正面の石段を登ってゆきます。
参道イメージ
石段の先には広場があります。
参道イメージ
広場には、子護大師の石像があります。
参道イメージ
国の宝である子供たちを護っている弘法大師の像です。

表山門

表山門をくぐると、石畳がまっすぐ続きます。本尊の薬師如来を祀る薬師堂へと誘います。

表山門イメージ
広場左手に表山門があります。
表山門イメージ
表山門イメージ
山門をくぐり石畳の上を進みます。
表山門イメージ

境内

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高野槙

薬師堂へと続く石畳の途中に高野槇の高木があります。高野槇は、秋篠宮さまご夫妻のご長男、悠仁さまのお印(日本の皇族が身の回りの品などに用いる徽章)です。「大きく、まっすぐ育ってほしい」との気持ちが込められているそうです。

高野槙イメージ
安養寺庫裏の西にある樹高約33m、目通り幹囲3.9m直幹の大樹で、先端近くで2本に枝分かれしています
高野槙イメージ
円錐形の端正な樹冠を形成しています

護摩壇

境内中央に護摩壇がございます。秋の大祭では、柴燈護摩供(さいとうごまく)という護摩木を焚いての加持祈祷が行われます。

護摩壇イメージ
お焚き上げや法事、祭りなどで扱われます。

水掛不動尊

薬師堂の左手にある不動明王の石像です。

水掛不動尊イメージ
手元の柄杓で不動明王像に水を掛けて 願掛けをしていただけます。
水掛不動尊イメージ

十三重石塔

国指定重要文化財

国の重要文化財に指定されている、十三重の寶塔です。石造りで十三重構造の層塔で、鎌倉時代後期に造立されたと言われています。

十三重石塔イメージ
水掛不動尊の隣で、厳かに佇んでいます。
十三重石塔イメージ
高さは4mで、現在は残念ながら十層になっていますが、作られた鎌倉時代後期は十三重あったとされています。

梵鐘

安養寺の鐘楼堂は、湖国八十八ヵ所巡拝、一番札所の先にあります。
例年、大晦日に除夜の鐘を撞こうと大勢の参詣者で行列ができます。また、境内では、焼き芋や甘酒も振る舞われます。

梵鐘イメージ
八十八ヶ所霊場入口の少し先にあります。
梵鐘イメージ

八十八ヶ所霊場入口

薬師堂の右手に八十八ヶ所巡りへの入口があります。入口そばの第一札所をお詣りいただき、静寂な木立のなか、蒼蒼とした苔の広がる参詣道を巡りください。

八十八ヶ所霊場入口イメージ
この山内で四国霊場と同じように巡拝できます。寺務所で納札(300円)をお求め下さい。
八十八ヶ所霊場入口イメージ
入口そばに第一番札所の霊山寺があります。

薬師堂

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薬師堂外観

薬師堂には、本尊である薬師如来像ともに日光菩薩・月光菩薩、十二神将と阿弥陀如来が祀られています。

薬師堂外観イメージ
表山門から続く先、もみじに囲まれるように薬師堂があります。
薬師堂外観イメージ
薬師堂外観イメージ
薬師堂から観音堂へと続く渡り廊下です。

薬師如来像

国指定重要文化財

本尊の薬師如来は、薬壺(やっこ)を持ち病気を治す仏様です。尊顔が護摩焚きにより煤で黒ずんでいますが、あたかも幾たび兵火をくぐり抜けてきた歴史を表しているかのようでもあります。

薬師如来像イメージ
薬師如来を中尊とし、左右に日光菩薩、月光菩薩が控える薬師三尊形式で祀られています。
薬師如来像イメージ
鎌倉時代の作で、慶派の作風と言われています。
薬師如来像イメージ
薬師如来像イメージ

月光菩薩・日光菩薩

本尊薬師如来の脇侍として日光菩薩・月光菩薩が祀られています。

月光菩薩・日光菩薩イメージ
中尊・薬師如来の左手に日光菩薩、右手に左に月光菩薩が控えています。
月光菩薩・日光菩薩イメージ
月光菩薩・日光菩薩イメージ
【日光菩薩】太陽の光が闇をてらすように人々をすくうという菩薩です。
月光菩薩・日光菩薩イメージ
【月光菩薩】月の清浄光を人格化し,薬師如来の跡を継ぐべき菩薩とされています。

十二神将

十二神将は薬師如来の眷属で、薬師如来の左右六体、十二の方角を護っております。
一説には、薬師如来の12の大願に応じて現れる薬師如来の分身とも言われております。
安養寺の十二神将は、戒山慧堅によって江戸時代に造立されたものです。

十二神将イメージ
十二神将イメージ
十二神将イメージ
十二神将イメージ
十二神将イメージ
十二神将イメージ
十二神将イメージ
十二神将イメージ
十二神将イメージ
十二神将イメージ
十二神将イメージ
十二神将イメージ

薬師堂の仏像

市指定文化財

阿弥陀如来立像は、両手の第一指と第二指を捻じて立つ来迎形式(らいごうけいしき)の阿弥陀如来像です。

薬師堂の仏像イメージ
平安時代の作と言われています。
薬師堂の仏像イメージ

観音堂

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観音堂外観

本堂である薬師堂の左手にある参詣道の先にございます。途中右手には池泉庭園がございます。観世音菩薩を祀っており、こちらでご祈祷をおこなっております。

観音堂外観イメージ
観音堂外観イメージ
安養寺の方丈でもございます。
観音堂外観イメージ
観音堂外観イメージ
客殿に繋がる渡り廊下です。

堂内

観世音菩薩を祀るお堂です。様々なご祈祷、供養をさせていただいております。

堂内イメージ
正面に観世音菩薩が鎮座しております。
堂内イメージ
堂内イメージ
堂内には様々な書を掲げております。
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観世音菩薩

人々の苦しみの声を聞き、その人に合った救いの手を差し伸べてくれる仏様です。

観世音菩薩イメージ
観世音菩薩イメージ
観世音菩薩イメージ
観世音菩薩イメージ

観音堂の仏像

観音堂には、数体の仏像が鎮座しております。

観音堂の仏像イメージ
【不動明王立像】怒りの形相の下に、すべての人を導き一切の災いを祓う力をもつといわれる「疫病退散の守護神」とされる仏さまです。
観音堂の仏像イメージ
【大黒天立像】室町時代の作で、明治初年の神仏分離令の折に取り壊された伏見稲荷大社の別当「愛染寺」より移されました。栗東市指定の文化財となっております。
観音堂の仏像イメージ
【愛染明王座像】「恋愛・縁結び・家庭円満」などをつかさどる仏様です。旧愛染堂の御本尊で、亀山天皇から賜ったとされております。また、弘法大師作と伝えられてます。栗東市指定の文化財となっております。
観音堂の仏像イメージ
【毘沙門天立像】戦いをつかさどる「武神」でありながら、怒りの表情が非常に穏やかです。 栗東市指定の文化財となっております。
観音堂の仏像イメージ
【地蔵菩薩半跏像】半跏趺坐【はんかふざ】(右足を曲げ,左足を踏み降ろした)姿をした地蔵菩薩です。
観音堂の仏像イメージ
【地蔵菩薩半跏像】観音堂には二体ございます。

池泉庭園

薬師堂と観音堂の間にある小さな池泉庭園ですが、夏には睡蓮の花で彩られ、松の木などの緑とのコントラストが楽しめます。渡り廊下から俯瞰に眺めて頂く事もできますし、客殿や観音堂へ赴く途中でもご覧頂けます。

池泉庭園イメージ
池泉を渉るように伸びる松と、水面で咲いている睡蓮が織りなす一枚の絵画のような風光明媚な景色です。
池泉庭園イメージ
安養寺の睡蓮(スイレン)は、7月〜8月頃に見頃を迎えます。
池泉庭園イメージ
渡り廊下からの庭園の景色です。
池泉庭園イメージ

客殿と庭園

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客殿

客殿は、大切なお客様をお迎えするために設けられました。客殿から安養寺の庭園をご覧頂けます。また、渡り廊下から観音堂へと参拝することも出来ます。

客殿イメージ
客殿の入口は、観音堂へと続く道の途中、左手にあります。
客殿イメージ
客間は、六畳二間ございます。
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椅子のご用意もございます。
客殿イメージ
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客殿から観音堂へと続く渡り廊下です。
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途中、朝と昼の食事と朝課の時に打つ雲版がございます。

庭園

安養寺の庭園は、客殿から眺める目的でつくられた池泉観賞式の庭園で、県の名勝に指定されています。琵琶湖を象った中央の池の周囲に近江八景を配しております。
周囲に植えられたマツやサツキなどの草木が、四季ごとにその表情を変え、折々の景色を感じ取れます。
また、雪化粧をまとった庭園は「泉面の雪花」と呼ばれ、栗東八景に数えられております。

庭園イメージ
客殿の縁に座ってみた庭園の景色です。
庭園イメージ
庭園イメージ
襖を開けた客殿からも、あたかも庭園を切り取ったかのように、清楚な景観を感じていただけます。
庭園イメージ
庭園イメージ
庭園イメージ
庭園イメージ
庭園の北側から見た景色です。
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錬成道場

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現在境内施設情報はございません

十三仏

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十三仏

十三仏とは、三十三回忌までご先祖様をお守りする13人の仏さまのことです。
安養寺では十三仏のうち八体が祀られております。
現在、施主様を募集しております。
詳細はお寺ににお問い合わせいただき
ますよう、お願い申し上げます。

十三仏イメージ
第八十八番札所のご本尊の周りを 護るように祀られています。
十三仏イメージ
十三仏イメージ
十三仏イメージ
十三仏イメージ
【不動明王:初七日】人の煩悩を焼き払い、浄化して人をお救いくださいます。
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【釈迦如来:二七日】仏教の開祖。人々を救う最高位の仏様で、人々に悟りを開いて下さいます。
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【文殊菩薩:三七日】悟りを導くための智慧をお与えくださいます。
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【普賢菩薩:四七日】過去に犯した罪を消滅させて人々をお救いくださる、慈悲を司る菩薩です。
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【地蔵菩薩:五七日】痛みや苦しみを肩代わりし、人々を救済してくださいます。
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【弥勒菩薩:六七日】遠い未来に人々を救うことが約束されている菩薩様です。
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【薬師如来:七七日】 現世にやすらぎを与えてくださいます。
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【観音菩薩:百か日】人々を救うために常に世を観ていて、救済してくださいます。
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【勢至菩薩:一周忌】智慧の光で全てのものを照らし、迷いから人々を救ってくださいます。
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【阿弥陀如来:三回忌】南無阿弥陀仏を唱える人々を必ず極楽浄土へ導きます。
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【阿閃(あしゅく)如来:七回忌】物事に動じず迷いに打ち勝つ強い心を授けてくださいます。
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【大日如来:十三回忌】すべての仏の根源とされる仏様です。
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【虚空蔵菩薩:三十三回忌】人々の願えを叶えるために知識を取り出し与えてくれます。