ふだらくやここは岬の船のさを とるもすつるも法の蹉跎山
四国の最南端、国立公園の足摺岬を見下ろす丘の中腹にあり、境内は120,000平方メートルを誇る大道場。弘法大師はその岬突端に広がる太平洋の大海原に観世音菩薩の理想の聖地・補陀落の世界を感得した。大師因縁の「足摺七不思議」といわれる遺跡が、岬の突端をめぐるように点在している。