しげりつる鶴の林をしるべにて 大師ぞいます地蔵帝釈
標高470メートルの鷲が尾の山頂にあり、遠く紀州や淡路の山峰、遙かに太平洋を眺望できる風光明媚な霊山が境内である。樹齢千年を超すような老杉、檜や松の巨木が参道を覆っており、寺門は静謐ながら隆盛の面影をしのばせる。「お鶴」「お鶴さん」などと親しまれ、山鳥が舞う大自然そのままの寺である。